指には腱(けん)というヒモがあり、それによって指の曲げ伸ばしをすることが出来ます。さらに屈筋腱には、腱の浮き上がりを押さえる靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)というトンネルがあります。

屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こると、指の付けねに痛み、腫れ、熱感が生じます。これを腱鞘炎と呼び、進行するとばね現象が生じます。これがばね指です。

主に妊娠時、産後や更年期の女性に起こることが多く、右手の母指に最も多く発生します。

腱鞘と腱が引っかかるようになるのは、指の使いすぎによる刺激のため腱鞘が肥厚したり、腱が肥大硬化したりして、そのために一層刺激が強くなるといった悪循環を生じるためだと考えられています。

(1)局所の安静で刺激を少なくしましょう。時には副木を当てて固定することがあります。

(2)腱鞘内に局麻剤入りステロイド注射をして、症状を押さえます。

1.の保存療法で治らないときや曲がったまま動かないときなどに行います。従来の方法以外に当院では低侵襲な皮下腱鞘切開を行っております。

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当院ではメスを使わないで腱鞘切開する皮下腱鞘切開を行っております。
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従来の腱鞘切開術
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皮下腱鞘切開術
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麻 酔
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局所麻酔
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局所麻酔
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皮 切
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1~1.5cm切開、縫合必要
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切開なし、縫合なし
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手術手技
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直視下で行うので安全、確実
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手の解剖の知識、熟練を要する?指神経損傷に注意
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術後ケア
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抜糸まで7〜10日の創傷処置必要
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術後約1日の安静指示(個人差あり)
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術後手洗い
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抜糸までは禁止の施設が一般的
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翌日より可(個人差あり)
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術後創痛
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約3ヶ月程何らかの痛みあり?(個人差あり)
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術後3週間以内?(個人差あり)
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